英語圏の文化を教えるためのコンテンツベースのアプローチの必要性から、よく知られた英語圏の国をカバーしつつ、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、アジア、北アメリカの英語圏各国を扱った魅力たっぷりの一冊
最初の3つの章では、英語圏の国を紹介する前に、植民地主義、ポストコロニアリズム、新植民地主義を紹介し、次の章を理解するための概念的な枠組みとしている。この枠組みを念頭に置くことで、学生のみなさんは過去と現在の両方の出来事について学ぶことができる。
本文の使用した単語は、中学・高校で学んでいない新しい単語を取り入れ、学生の総合的な語彙力を高めることができるよう配慮している。また、リサーチをしたり、教科書の資料を見て考えたり、談話を通して異なる視点を探ったりすることで、学生の世界観を広げ英語のみならず文化的認識と異文化間競争力を身につけることができるよう構成されている。

目次

[Introduction]
Chapter 1 Colonialism: The English Language
Chapter 2 Postcolonialism: Reclaiming Cultural Identity
Chapter 3 Neocolonialism: The North-South Divide

[Europe]
Chapter 4 The UK: Immigration and Nationalism
Chapter 5 Ireland: Religion and Repression

[Africa]
Chapter 6 Nigeria: Ethnic Conflict and Cultural Expression
Chapter 7 South Africa: Racism and Mythology

[Oceania]
Chapter 8 New Zealand: Tradition and Cultural Resurgence
Chapter 9 Australia: Heritage and Acculturation

[Asia]
Chapter 10 Singapore: Language and Cultural Hybridity
Chapter 11 India: Education and Emigration
Chapter 12 The Philippines: Imperialism and Exploitation

[North America]
Chapter 13 Jamaica: Slavery and Identity
Chapter 14 The USA: Deculturalisation and Appropriation
Chapter 15 Canada: Multiculturalism and Diversity

[Appendices]
Useful Language and Phrases
Vocabulary Index